「え・・・マイホームがあるのに転勤!?」
3年前に念願のマイホームを購入。親子3人で何不自由なく生活をしていました。それがこの日から一転・・・。
東京から仙台に転勤となると、そう簡単に通うこともできません。だからといって、単身赴任も納得できない。だってずっと奥さんと可愛い盛りの娘と離れて暮らすとか考えられないから。会社に相談をしても、「絶対命令」とのこと。
マイホームを購入したばかりの既婚者は転勤のターゲットにされやすいとのこと。なぜなら、独身を転勤させると、嫌ならあっさりと会社をやめてしまう可能性が高いからです。でも、子持ちの既婚者は家のローンもあるし、家族との生活費もあるので会社の指示に従いやすいのです。恐ろしいですが、中には、「マイホームを購入したばかりの社員」というリストアップもあるそう・・・。なんとも腹立たしい!
こんなやり方をする会社も今でもたくさんあるそうで、多くの人からも「会社というのはそういうもの」と口を揃えて言います。
このように、突然の転勤で引越しが必要になるといったケースは珍しくなく、しかもその際には戻ってくる見込みなしの場合も多くあるものです。
そうした時には持ち家を貸すか売るか?について迷ってしまうこともあるようですが、ここでは家を売る場合のメリットについて見てみましょう。
維持費がかかってしまうことは避ける
売却のメリットとしては維持費が掛からないことです。
不動産は所有しているだけでも税金が掛かってしまう為、住んでいないにも関わらず金銭的な負担を負ってしまうことになります。
売却してしまえばそういった負担をなくすことができますので、余計な負担を減らしたい時には家を売るようにした方が良いでしょう。
現金化することができますので、代わりの住まいなどを購入する資金に充てることができるのもメリットです。
物件次第では高額査定が付くこともありますし、転勤先でずっと暮らす可能性が高いようなら旧家を維持するメリットも小さいと言えます。
査定額で売れる目安を考える
その他にも管理する手間が掛からずに済むようになったり、借り手が見付からずにもやもやするといった気持ちも抱えずに済むといったメリットもあります。
もし手放すことになった場合は価値が下がらないうちに売却することが大切です。
悩んでいる間にも不動産の時価額はどんどん下がってしまうことがあり、いざ売ろうと思った時には価値が付き難くなってしまうことがあります。
特に不動産の場合は下落した際の金額は小さくありませんので早めの決断が大切です。
なお一括無料査定サービスを利用すれば簡単に複数業者からの査定額を確認することができますので、高く評価してくれる業者を見付ける為にも活用してみると良いでしょう。
年齢が30代、40代でどうしても転勤が嫌だ!というのなら、転職も視野にいれるべきです。年金も当てにならない時代ですし、退職するまでまだまだ時間はあります。自分の将来を一度考え直してもいいかもしれませんね。