え!?ビー玉転がってる!!
TVで見かけて興味本位で試してみたら、まあ転がる転がる・・・。自分の住み慣れた家が傾いていると知ったらあなたはどうしますか?完全な水平は無理だとしてもどこまでなら許容範囲なのかは知っておくべきでしょう。
品確法という「住宅紛争処理の参考となるべき技術基準」によれば、
3/1000未満の傾斜 | 構造耐力上主要な部分に瑕疵が存する可能性が低い |
3/1000以上6/1000未満の傾斜 | 構造耐力上主要な部分に瑕疵が存する可能性が一定程度存する |
6/1000以上の傾斜を | 構造耐力上主要な部分に瑕疵が存する可能性が高い |
※長さが3m程度以上(壁や柱など垂直面については2m程度以上)の2点間における傾斜目安
6/1000ってどんなものなのかわかりませんよね。具体的に言うと、1メートルにつき6ミリの傾斜となります。10メートルなら6センチと言うことになります。数字だけ聞くと結構な傾斜ですから気づくだろと思うけど、実際はそうでもないようです。
傾いている家の影響
- ドア・窓の開閉の不具合
- 家屋の傾斜
- 健康への被害
- 亀裂ができる原因
- 資産価値の低下
家屋の傾きはそのまま住み続けると肩こりや自律神経の乱れなど様々な健康被害が出てきます。
その他、壁に亀裂ができたり、ビー玉が一方向に勢いよく転がっていったり。放置しておくと資産価値の低下につながります。
家の傾く3つの原因
最近では傾きを修正するのに引越しの必要もなく住んだまま傾きを修正できる技術が進んでいます。
ただし費用は土台をジャッキでも持ち上げる工事で数百万。杭を打設する場合、500万ほどの費用は見ておきましょう。
周辺全てが軟弱地盤あなたはどうする?
今後おこる地震を想定してもっと安心で強固な地盤に引っ越したい。長期的に住宅を保有することを考えるとそれも賢明な判断かもしれません。
一度購入した住宅を売るのはとても勇気がいります。しかし自分が思っているよりも住んでいる家が高く売れそうだとわかったら考えが変わるかもしれません。
じゃうちの家って今いくらなの?
そんな事をふと考えたことはありませんか?
資産価値がある家かどうかとても気になりますよね。
購入当時よりも住んでいるぶんだけ減価償却されて値は下がるかもしれませんが、それでも周囲の環境や立地を考慮すると自分が想像している以上に高値だった。
そういう話もあるので、一度興味本位で調べてみるのをおすすめしています。
なぜなら無料だからです。
無料で自分の今住んでいる家の価値がわかる。自分の代で購入した土地やマイホーム、子供達が巣立った後ここに住み続けるかどうかわからない。
そういう住宅の場合、節目節目でどれくらいの値が付くのか簡単にチェックしてくと面白いかもしれません。
将来的に売る可能性がゼロではない場合に目安になってくれるのではないでしょうか。