家やマンションを売ろうと考えた時に、まず気になることといえば、「一体いくらで売れるのか?」ということですよね。
できるだけ高く売ろうとするには、物件の状態ももちろん重要になりますが、「家やマンションを売るタイミングや時期」を知っておくと良いかと思います。
1年間の間で高値で家が売れるタイミングは?
一般的に不動産の売買が活発になるのは、新生活を迎える「1~3月」。
転勤や異動のシーズンの、「9~10月」になります。
ですが、それ以外の時期が全く売れなくなるかというと、そういう訳ではありません。
購入者にとっては、「家が欲しい」と思ったときがベストなタイミングであって、実際に不動産窓口には毎月購入希望者の来店や問い合わせが来ているようなので、年間の時期はそれほど意識するされずに、自分のタイミングで売却しても何の問題もないと思います。
家を売却する時にベストな築年数は?
「築年数が短いほどキレイな状態だから高く売れそう。」と思うかもしれません。
でもそれは大違い!
なぜ新築物件をすぐに売ってはいけないのかというと、そもそも新築物件は市場の相場よりもやや高めに設定されているからです。
その理由は、「固定資産税」。
新築後3年間は固定資産税が安くなっています。(マンションは5年間)
少なくともこの0~5年間の間は売らずにいたほうが、コストパフォーマンスは良くなるかと思います。
逆に、築20年以上の物件も買い手が見つかりにくくなります。
通常、家やマンションを購入した場合、いくつか税金の控除などの特例がつきますが、築20年(マンションは25年)を超えた物件を購入する場合、それらが適用されなくなるケースがあるからです。
それがコチラ↓
- 住宅ローンの特別控除
- 登録免許税の軽減措置
- 不動産所得税の軽減措置
特に住宅ローンの特別控除は最終的に数十万~数百万といった金額になることもありますが、築20年以上だとこれらの特例が適用されなくなるので購入希望者が減るということは十分に考えられるのです。
こういったことを踏まえると、ズバリ、家やマンションを売却するなら「築10~20年あたりのタイミング」がオススメです。
ターゲット像を明確にすることも大事
自分が住んでいた家やマンションは、どんな人にピッタリなのか?どんな人が人生の節目に家を購入するのか?ということを考えるとおのずと購入者が見えてくると思います。
例えば、
- 子供部屋など部屋数がある家→ファミリー向けや新婚さん
- こじんまりとした家→子供が独立したシニア向け
- 立地が良い家→ファミリー向け
このようにターゲットを絞ることで、売るべきタイミングも見えてくると思いますので、ぜひ参考にしてみてください。