私の代で土地を一掃する事態になるとは…。こんな事が急に訪れるとは…。
今回父の故郷である鹿児島の土地を手放し、先祖代々の土地を売った体験談です。
今後誰かの参考になればと思います。
決断を迫られる日は突然訪れる
昨年、父親が病気で他界し、亡くなる間際に母親から父親の生まれ故郷である鹿児島に土地があることを告げらた。
鹿児島に住んでいる親戚もみんな他界してしまっていて、そのまま放置された土地があるのだというが一度も見たこともなかった。
そんな時父が他界、そして母が認知症を患ってしまう。
鹿児島にある土地もお墓も長男である私が面倒を見るというのは正直「面倒なことになったな」と思ってしまった。
自分はずっと生まれも育ちも東京で今後鹿児島に度々帰る事は考えられなかった。
今となっては母親に聞いても本当のことだかどうだかわからない状況に、この際土地を手放して身を軽くするほうが後々良いだろうと考えた。
土地を売る際に便利だったサイト
鹿児島の市の税務署(固定資産税の担当)に出向き、父親が死亡した記載のある戸籍と自分の戸籍を持っていって名寄帳を発行するように依頼。
名寄せ帳は土地の名義を明確にするもので、名義を確認できるだけでなく所在地や地積、評価額なども記載されてる。
評価額を見ると田舎の土地は想像以上に評価が低く、行政に返還したいとも思った。
問い合わせると『維持管理費や購入資金』の問題等で買い取ってはくれないことが判明。
寄付でも良いのでと詰め寄ってみても、「使用する目的が明確でない」場合、寄付自体を受け付けていない方針だということ。
↓そこで役にたったサイトがコレ↓
都内で住んでいる私がいちいち地元の不動産屋と現地でやり取りするのも面倒だと感じたので、試しに都内の自宅にいながら複数の会社から査定ができる
↑のサイトで登録をし、査定。
値がつけばいいと思っていましたが、低いなりに評価を貰えることができて、早速査定した中から3社にしぼり、最終的には九州地方で不動産売買に強い会社を選び売却に至りました。
遠くの不動産を売る場合どこの不動産屋に依頼するのが正解?
今回、実は一括査定サイトに依頼する前に、地元(鹿児島)の不動産会社を教えてもらい一度査定してもらったことがあったんです。
不動産業界にはテリトリーがあると聞いたことがあったので、当然地元の不動産会社に話をするのが売れるし、話が早いと思いました。
しかし、現実は査定額とは裏腹に売れない日々。
3ヶ月だっても何も連絡がなかったので、タイミングを見てなかったことに。
一括査定サイトで範囲を絞らず不動産会社を広く探したのが功を奏し、結果的に九州地方で強い会社にありつけました。
地元の不動産屋さんだから必ず満足のいく価格で売れるなんて事は断言できません。
今回の場合、一番最初に依頼した地元の不動産会社に依頼した時は特定の範囲でしか広告掲載がなかったことが予想できます。
結果、多くの人の目に触れる事無く売れない物件として扱われた。
しかし一括査定サイトで依頼した際には広告掲載範囲も広がり買いたい人が見つかったのだと思います。
地元だから安心というのは一概には言えないことが今回の査定でわかったことです。
査定額はどこも似たり寄ったり
6社から見積もりを出してもらいましたが、結局話しを詰めていくと高い査定額を出した会社が100%その金額で売ってくれるなんていう保証はありません。
あくまでも査定額。理想と現実は違うのです。
しかし、この先固定資産剤を払っていく事が無意味に思えた私にとって金額が高いか低いかよりも「確実に売れる不動産会社を選ぶ」事が先決だったので、
一括査定サイトは相続で土地を売ることを考えている人は利用すべきサイトだと言えます。
一生のうちで投資家でもない限り、土地や家を売るという事は頻繁んいあるわけではありません。
どこに頼めばいいの?の正解があるのはこの一括査定サイトだと言えます。