離婚したら自宅は売却する?賃貸にする?という問題に直面します。
経験者の私から言うと出来る限り売ってしまって精算したほうがいいでしょう。そして自宅を売却するのは離婚前がいいです。離婚した後に売却をすると連絡が取れなくなる場合もありますし、会いたくないですものね。
自宅を賃貸にするデメリット
・初期費用がかかる・・・人に貸す場合は最低でも壁紙や襖、畳の張替え、ハウスクリーニングが必要です。それによって100万円単位の費用がかかる場合があります。
・借り手への対応が必要・・・トイレの水が詰まった、故障した、などと言った日常の対応が必要になります。またひどいときには家賃をキチンと払ってくれない場合も考えていなくてはいけません。
・二重ローンの許可が下りないことがある・・・賃貸にする家がローンの最中で更に引越しして新たに家を購入すれば二重にローンを組まなければいけません。金融機関がに許可が降りる可能性は難しいでしょう。
・ローンを完済していない場合、連帯保証人から抜けることができない・・・連帯保証は銀行と保証人の契約のため離婚後も生き続けます。
離婚の際は家を売るのが理想的
自宅を賃貸にするデメリットがたくさんあるように、離婚をした場合は家を売り住宅ローンを完済するのがベストだと思います。「夫名義の住宅ローンなんて知らない」と言いたいところですが、連帯保証人を抜けることはできませんので、どうにかしてでも売却するほうがいいのです。でも、人生で高い買い物をして購入した自宅ですからそう簡単には完済することはできません。むしろ住宅ローンが残っている人ばかりだと思います。
結果的に、住宅ローンを全額返済していなくても家を売ることが可能です。
ただし、住宅ローンの残額を全額一括返済することが条件となるのです。住宅ローンの残額が売値よりも上回ってしまう場合には不足分を一括で支払わなくてはいけません。
つまり、高値で買い取ってもらう不動産業者を選ばないといけないのです。
家というのは時間が経てば経つほど価値は下がってしまいます。ですから離婚が決まった時点で一刻も早く売却することをおすすめします。でも高値で売却してくれる不動産業者を二人で探すなんて考えられないでしょう。でも大丈夫です。今ではパソコンやスマホを利用してネット上で1200社を超える不動産業者に一括査定してもらえるサイトが有ります。これなら二人で出かけなくてもいいですし、名前の通った大手不動産業者から地域に密着した地元の不動産業者まで幅広く対応してくれていますので安心です。