心理的瑕疵物件とは自殺や殺人のあった物件。
精神的瑕疵物件とは近隣の部屋が暴力団事務所や宗教施設、風俗店や産廃施設や騒音悪臭などがある物件のことです。(嫌悪物件ともいう。)
その他にも「物理的瑕疵物件」といって、物件に物理的に問題がある物件でシロアリや雨漏りなどの物件のことを指します。
一般生活するのに精神的な苦痛が有ると判断される物件ですが、賃貸の場合だと格安物件になってしまうので安いということで入居者が都心部では多いというのも実情です。
今の時代は特に不動産業者や大家の中で多いなリスクの一つとして問題視している「孤独死物件」ですが、孤独死の場合には事故物件扱いにならないので=告知義務がない(過失がない為)のですが、心理的瑕疵物件にしないために一度他の方が借りて住んだと言う形にして賃貸にしているケースも多いです。
ただ告知義務に関してはかなりグレーな部分であり、搬送先の病院で死亡の場合には事故扱いにはしないケースもあります。瑕疵告知は不動産会社や管理会社次第というのが実情になります。
心理的瑕疵物件・精神的瑕疵物件の入居や購入、売却に当たって注意したいこと
賃貸物件に関しては・・・・・・破格の賃料で入居することが出来るがその分の心理的な苦痛が伴いますが、それ以上に賃貸料の安さを求める若年層なども多数存在しているので以外に人気の物件も有るようです。
購入に関しても・・・・・・破格で購入することが出来るのでリノベーション費用に回すことも出来るので場所によっては良い投資物件などにもなる可能性がありますが、この辺は購入した方の腕にかかっているともいえます。自分で住むことに関しては気にしない方には問題ないことなので格安購入可能なので強気交渉が可能でしょう。
売却に関しては・・・・・リノベーションすること前提で購入する方や、それ以上にメリットを出すことが出来る手腕のある不動産会社などは確実に存在します。このような不動産会社を自分で探すこと自体は不可能なので、こちら→ >>不動産一括査定 で高値を出してもらって売却するか検討するのも良し、自分でリノベーションして付加価値を出すのも有りなのでうまく物件を活用しましょう。
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心理的瑕疵物件・精神的瑕疵物件・物理的瑕疵物件の問題について
現実的に高齢化社会になっている今、身寄りのない老人などのシェアハウスなどもあり責任の所在が不透明なパターンが増えているので最悪の場合には葬儀屋ハウスクリーニングなどの後始末を不動産会社や大家がしているケースが多いです。
告知義務などもありますが、現状としてはきちんとした法設備が必要なことは安易に分かることですが、瑕疵物件には必ず何か「闇」があるということだけは事実で、安さと言う得はありますがそれ以上の壮絶な過去もあったことは間違いないことなのでまず確実に把握しておきたいところです。
但し、瑕疵物件というものを知らずに賃貸してしまったりしたときには瑕疵責任を追求することが出来るので不動産会社に相談すると良いでしょう。事故後に何人も住み変わっている様であれば不動産会社も告知義務自体も曖昧な部分になってくるので本当に難しいところです。
ただ一番怖いのが、心理的瑕疵物件で犯人が捕まっていないケースです。未解決事件でどこまで分かっているのかもわからない物件もあるので安いと言うだけでの賃貸もおすすめできませんしもう一度考えてみることをおすすめします。
心理的瑕疵物件に住んだ方のリアルな日常
多様化する現代に潜む闇の一つになっている瑕疵物件。心理的瑕疵物件、精神的瑕疵物件などは本当に「いわくつき」の物件なので不思議な事が覆っても何ら不思議のないことです。
事実精神的瑕疵物件に住んだことが有る方がいるのですが、ラップ音や足音などは日常茶飯事とのこと。ある神社でお祓いをしてお札をもらってからパタリとそのような現象がなくなったということです。
世の中には目には見えないこと、理解を超えているものが多数存在しているということなので都市伝説でもなくまず済まない事が自分の身のためだと思いますので十分に気をつけてもらいたいです。