年金生活で家のローン返済が厳しいというときには、家の売却も検討してみましょう。
ケースバイケースですが、年金をローン返済に充てるのは危険です。ローンの毎月の負担が10万円ならば、5万円の家賃の部屋に引越しをすることで毎月5万円の余裕が生まれます。もちろん、もう少しでローンが完済できるというような状況なら、家が自分の資産となるので、なんとかして完済したほうがいい場合もあります。自分で判断するのが難しい場合には専門家にアドバイスを仰ぎましょう。
近所の不動産屋だけではダメ
ローンが残っている家でも、売却は可能です。しかし、追い詰められた状況ですと自己破産をするしかなくなってしまっていることもありますので、少しでも早く売却することが重要です。
家の売却ではできるだけ高く売ることが重要です。家の査定をしてもらうときは、近所の不動産屋だけでは不十分です。
インターネットの一括査定などを利用してできるだけたくさんの不動産会社に査定をしてもらいましょう。
インターネットで簡易査定をしてもらった後は、最低でも3社の不動産会社に訪問査定をしてもらいます。正確な金額を出すには訪問査定が必要だからです。
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まずは無料査定をしよう
家の査定額がローン残高よりも上回っている場合には、家を売ることでローンが完済できるので問題はありません。
年金生活の人は住宅ローンの返済はかなり進んでいるでしょうから、家を売却すればローンを完済できるだけでなく、たくさんのお金が手元に入るということも少なくないようです。
そのお金を老後の資産の足しにしましょう。
ローンが残っている家を売るときには、家の査定額よりもローン残高のほうが上回っていることもあります。これをオーバーローンの状態と呼びますが、このケースでは通常の方法では売ることが難しくなりますので、専門家への相談が必要になるでしょう。